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亡き姉妹のおもかげ Sr.黒田

Sr.黒田節 エメレンツィアーナ

帰天年月日

2019年7月5日

場所

東京都調布市

修道生活

62年間の修道生活

略伝

Sr.黒田節・エメレンツィアーナは、1931年11月29日、愛媛県宇和島市で誕生。

幼い頃、子どもに恵まれなかった叔父夫婦の養女となり大阪に行き、
養父母に一人娘として大切に育てられました。

多感な少女時代に抱いた「何のために自分は生きているのか」との問いの答えを求めて大阪市の関目教会の扉をたたいたことがきっかけとなって洗礼(1948年)、
本会への入会(1951年)が実現しました。

立願後は、心の奥に常にイエス様が共におられるとの実感のもと、
生涯に渡って静かに犠牲の多い仕事を喜んで果たしながら、
静岡、大阪、中津、別府、横浜の修道院で主に調理の分野でシスターたちや
サレジオ会員のために奉仕しました。

 2008年からは調布聖ヨセフ修道院で療養の傍ら、祈り、読書、手芸などに励んでいましたが、病が進行し24時間の見守りが必要となり、1年前からは老健施設で療養を続けました。そして最近やっと念願の「ベタニアホーム」への入所が実現したと喜んでいた矢先、安らかに主のみもとに召されました。