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開かれた連帯する家を築くこと(2)

開かれた家をつくる2

「私たちの家は、霊的、知的、共同体的、使徒的養成を深みへと方向付ける聖霊に開かれた一つの作業場です。」

今日も総会のテーマの深化の作業に当てられた日で、私たちはマードレと幾人かの総評議員に総会の省察と体験について分かち合っていただきました。

「私たちの家は、宣教女を送り出す家です」とは具体的にはどういうことですか?新たな宣教熱意をどのように推進していきますか?

  1. アライデ・デレッティ

本会にとって、「宣教女を送り出す家である」ということは、私たちが、福音的な基準に則って、生命に奉仕し励ますために、ドン・ボスコとマードレ・マザレロによって選ばれた「辺境」の地で、真実に生きるということを自分自身に求めていくということです。

「宣教女を送り出す家」であるということは、貧しさの状況に留まること、あるいは身を置くことができるということです。より貧しい人たちを迎え、彼らに仕えるという事業を閉じることなく、喜び、創造性、そして希望をもって、経済的な安定や権力の座に固執することなく(「福音の喜び」80)、地方教会やその地域の種々の組織と協力関係のうちに働きながら、苦労、難しさ、経済的な困難にも立ち向かっていくということです。この家は、当然のことながら単に地理的な変化のみならず、メンタリティの変化をももたらす力を含んでいます。つまり、私たちの決まりきった変化の既成概念、考え方の様式、メンタリティの構造の変化です。対話、分かち合い、誠実な深い友情の文化を興す必要を感じている人に向かっていくことです。「新たな宣教熱意」のための刺激とは、まず第一に「司牧的かつ宣教的な回心」(「福音の喜び」25)ということです。それは、心からの回心、人格的な刷新、各自が生命を与えるために主から呼ばれたこと、そして各々が使命を委ねられていることを自覚するということを含んでいます。 

第23回総会という大イヴェントの間、社会広報はどのような役割をもっていますか?

  1. ジュゼッピーナ・テルッジ

私は、第23回総会は、準備段階から総会開催、そして総会以後の段階に至るまで「コミュニケーション」の大イヴェントだと確信しています。すべてのFMA、協働者、青少年たちが何らかの形で総会に参加していると感じられるように、「社会広報」部門としては、かなり前から全FMAと共に、教育共同体の中で適切な情報、ニュース、ビデオを準備してきました。今、私たち社会広報部門の全メンバーたちは、この情熱的で魅力的な企画を日々遂行しています。ウェブ・サイトはそのことを表わしています。つまり、開かれた興味深い空間を生み出していくために、久しい以前から準備し心を砕いてきました。日々歩みを共にする仲間はこの期間のイヴェントを歩んでいます。私たちと一緒に広報委員会を作り上げている様々な総会参加者たちが協働してくれています。エキープの一人は伝わりやすい形で、種々の情報、写真、インタビュー、文書について責任をとっています。私たちが抱いている望みは、より多くの人々に問い知らせを伝えることができること、これです。 

共同体が連帯の霊性を生きることができるために、また、革新的な管理を実現するには、どのような道、どのようなお勧めのスタイルがありますか?

  1. ヴィルマ・タッローネ

聖性の歩みとしての連帯を生きるためにイエスの跡をたどる道は、違いや分かち合うことを知っている貧しい人の単純さ、兄弟の悲しみを自分のこととして担う柔軟性、生活から解放された心の潔さを、喜びをもって受け入れる柔和を自身のうちに深めていく真福八端の道です。

新しい管理の基本原理であり目的は、管理、企画、調整、生産的な創造性の現代的なプロセスによって、わずかな実りを覚悟で改良するみ摂理への信仰です。 すべてのものが経済的に支援されるよう働くことであり、それはより貧しい階層の人々を優先しながら使命に仕えることを確かなものとします。 

世界的レヴェルでの共同体の生活の体験から、どのような夢とどのような善、および希望のしるしがあるとお考えですか?

  1. カッラ・カスティオーネ

善のしるしは、たくさんあります。共同体の中には、家族的精神や具体性、創造性が息づいています。修道生活は、働き、単純さ、本質、そして、簡素さのもとに生かされています。修道生活は、喜び、一般信徒との使命の分かち合い、教会と地域共同体との一致の目に見えるしるしとなっています。多くのコンテキストにおいて、修道生活は、宗教間、文化間に関わる挑戦にぶつかっています。苦悩、社会的な不正義、宗教的な無関心と無知、あらゆる貧しさによる特に難しい状況の中にあって、共同体は、より貴重で、かけがえのない一つの財であり、人々はそれを評価し、真実の拠り所と成っています。社会と教会にとって善であるためにカリスマが聖霊の賜物であると確信して、ネットワークを作ること、今日の挑戦に対して責任を持ってこたえていくために協力して模索すること、また地方教会、サレジアン・ファミリー、各種参加団体と共に協働することに大きな責任を負うことは大切です。ひとつの夢は、私たちの生活の中に、すべての人にとって「親しみやすい神」をもたらすために、私たちFMAが常に教育共同体の中でカリスマを証しし伝えていくように、また、正義、透明さ、明白さ、そして各々の役割を尊重するという福音的なやり方で、深い関わりもつよう呼ばれていることをさらに自覚するようになることです。(抄訳)             

                                     参照サイト Costruire una casa aperta e solidale (2)