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コルテノ・ゴルジにて、列聖式に向けた三日間の準備行事ーロンバルディア管区ー

2025年8月23日から25日、
シスター マリア・トロンカッティの生誕地コルテノ・ゴルジにて、
ロンバルディア管区(ILO)主催による、
列聖式に向けた三日間の催しが開催されます。

 コルテノ・ゴルジ(イタリア):2025年8月23日から25日にかけて、ブレーシャ県に位置するシスター マリア・トロンカッティの生誕地コルテノ・ゴルジにおいて、2025年10月19日に行われる列聖式の準備として、証言の集い、さまざまな取り組み、記念行事を行う三日間の催しが開催されます。この催しは、「聖家族」ロンバルディア管区(ILO)が主催し、コルテノ・ゴルジ市、アプリカ市、聖マリア・アスンタ小教区、そしてコルテノ観光振興会との協力によって企画されています。

 プログラムは非常に充実しており、記念の式典には、コモ教区のオスカル・カントーニ枢機卿、ブレーシャ教区のガエターノ・フォンターナ総代理、サレジアン・ファミリーの列聖列福推進者ピエールルイジ・カメローニ神父(サレジオ会)が出席するほか、子どもたちのための祝祭や遊びのひとときも用意され、地元の伝統料理を味わう機会も設けられています。
 それぞれの日には、マードレ キアラ・カッツォーラとサレジアン・シスターズの総評議員たちが列聖式のために選んだモットー「母、宣教女、平和と和解を築く人」のいずれかの側面がテーマとして掲げられます。
また、この近い将来の聖人の記念日(8月25日)を前に、参加者は彼女が生まれ育った場所を訪れることができます。生家や幼少期から通っていた洗礼の教会を訪ね、彼女が歩んだコルテノの道や、放牧の仕事で親しんだ山道をたどるひとときが用意されています。

 8月24日には「シスター マリア・トロンカッティの小径」が開通し、同名の団体によって創設された「カンミーノ・デッレ・コメーテ(彗星の道)」の一部となります。この巡礼道は、トレモラーダ司教の最初の司牧書簡に着想を得ており、ブレーシャの地にゆかりの聖人たちの足跡をたどり、その地を結ぶことを目的としています。
さらに、シスター マリア・トロンカッティの生涯と霊性をより深く知るため、カステル・ガンドルフォの「扶助者聖マリア」国際修練院の修練者たちが上演する舞台「翼を授けられて生まれた者たち」も披露されます。この作品はサレジアン・シスターズの宣教150周年を記念し、1877年11月14日にパタゴニアへと旅立った最初の6名の若き宣教女たちの準備の日々を描いたものです。

 この特別な三日間には、聖人のご遺族による証言や、彼女の模範とサレジオのカリスマに触発されて他者のために力を尽くしている若者たちの体験談も行われます。
8月25日、シスター マリア・トロンカッティの帰天の日には、オスカル・カントーニ枢機卿司式による感謝の祭儀(ミサ)が捧げられ、ほかにも多くの行事が行われる予定です。
この三日間は、大人も子どもも、特にサレジオ家族全体にとって、心を整え、思いを新たにし、教会にとってのこの大きな出来事を迎えるための貴重な機会となることでしょう。