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聖マリア・ドメニカ・マザレロ

聖マリア・ドメニカ・マザレロ 画像

1837年5月9日、イタリアのアレッサンドリア、モルネーゼで誕生。

家庭で堅固な信心、疲れを知らない勤勉さを培われ、上長としての指導において発揮された良識の深さと、実践的センスにぬきんでていた。15歳で「無原罪の聖マリアの少女会」に入会し、村の少女たちの間で使徒職を始める。23歳の時にかかったチフスで重態に陥ったことが、彼女の中に深い精神的影響を与えることになる。というのは、身体的もろさの体験が、彼女の神への委託をより深め、働き、祈り、神への愛を少女たちに教えるために、洋裁教室を開くよう促すことになったからである。諸秘跡への熱心な参与と、聡明で神に照らされたペスタリーノ神父の指導のもとで、霊的生活に大きく躍進していった。

1872年ドン・ボスコは「Figlie di Maria Ausiliatrice(サレジアン・シスターズ)」を創設するために彼女を選んだ。上長としての彼女は、有能な養成担当者、霊的生活の教師であることを証明した。