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スオル・マリア・デ・ロス・アンヘレスの追悼

ローマ(イタリア)

2016.10.6 

 スオル・マリア・デ・ロス・アンヘレス・コントゥレラスの帰天に際し、マードレが全修道会に送られた追悼のメッセージをここに再掲いたします。

 

愛するスオル・マルガリタと管区共同体の皆様へ

 ベネズエラのカラカスの管区共同体の院長と管区評議員としての任務を立派に果たしておられた、愛する姉妹、スオル・マリア・デ・ロス・アンヘレスのご死去を、深い哀悼の心をもってお悔やみ申しあげます。この数年来、健康がすぐれないことを自覚されながらも、それに屈することなく、神のみ旨にゆだねて、落ち着いてお務めを果たしておられました。最近急速に衰弱されて、苦しみのさなかにも、つねに信仰と愛をもって、主イエスとの一致のうちに、聖母マリアと共に過ごされ、地上のご生涯の終わりを迎えられたのでした。

 スオル・マリア・デ・ロス・アンヘレスは大学生の時すでに本会に入会され、その後、トリノのペタゴジゴ学院で学ばれました。続いて、支部レベルと管区レベルの種々の責務を果たされました。そして、ついに本部レベルにおいて、サレジオ家族担当の総評議員としてその発展に貢献されました。

 活性化の指針を伝えるに際し、聡明で、鋭敏、創造性に富み、組織力があり、新しいサレジオ家族の部門において、12年にわたり有能な指導をなさいました。この部門には、同窓会、サレジアーニ・コオペラトーリ、VIDES、人権擁護局の活動の調整の責任と、普遍教会の組織、JPIC(正義と平和、被造界の保護)への協力、女性とマリア的次元についての省察の分野に至るまでの指導に尽力されました。

「サレジオ家族の中にマリア的次元を重要視すること」は、当時のサレジオ会総長、エジディオ・ヴィガノ神父様からゆだねられた特別な課題でした。なぜなら、わたしたちは“扶助者聖母の娘”と名づけられた時から、まさに聖母の修道会員なので、わたしたちにふさわしい課題であるからです。

 しかも彼女はこの分野で本部レベルのデレガータたちの協力を得て活性化なさっただけでなく、管区レベルにも働きかけて、10年の間に、聖母マリアへの愛と、虐待され、搾取され、暴力を受け、奴隷にされた女性についての研究を“聖なる懸念をもって”促進されました。

  第21回総会におけるテーマとして提示された福音的市民についての指針を、確信をもって分かち合っておられました。善良なキリスト者、誠実な市民を育成するというドン・ボスコの夢は、今日すべての人の権利が尊重され、守られ、未来に開かれた尊厳と幸せな生活への権利から発して、活動的な市民を教育することによって達成していくべきであると彼女はお考えになりました。それゆえ貧しい境遇の女性たちは子供たちも一緒に犠牲者となる不幸な状況にいるので、彼女たちの世話をしなければないと考え、新しいヒューマニズムを土台にして、兄弟愛による、正義で、連帯的で、平和な社会を築くために協力することを望んでおられました。

 スオル・マリア・デ・ロス・アンヘレスは特に貧しい人々を愛し、その世話をなさり、ある面で彼らをわたしたちの師であると考え、彼らに学んでおいでになりました。彼らの声や叫びに耳を傾けることは、貧しい人々に近付き、人類の傷に触れるために貧しくなられた神ご自身に傾聴することと同じでした。貧しい人々への愛は、貧しい生活が貴重な選択となり、彼女の支えとなっていました。

 愛するスオル・マリア・デ・ロス・アンヘレス、時代の先駆けとなられたあなたに、言葉だけでなく、生活の選択をもって、わたしたちの修道会と、サレジオ家族と、教会において奉仕するようにと、主がお呼びになる召命をゆだねます。

 わたしたちはあなたがいつくしみをもって献身された無数の“貧しい人たち”が、天国のあなたに会いに来て、「あなたはわたしに○○をしてくださいました」とお礼を言いに来ることでしょうと確信しております。あなたが福音に沿って惜しみなく愛と寛大さをもって本会に尽くしてくださったことを感謝いたします。あなたの思い出はわたしたちに祝福となって残ります。主があなたを神の家に迎え入れるためにお召しになった、愛の契約を完全に生きることができるために、あなたを主にゆだねます。

扶助者聖マリアがあなたをご自分のもとに迎えてくださいますように!

スオル・イヴォンヌ・ランゴア fma

(2016年10月6日、お葬儀の日に、カラカスにて)

 

参考サイト  6/10/2016 – In memoria di suor Mar僘 de los チngeles