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第3回人権についての養成研修会

2016.9.30-ジュネーブ(スイス) 

 9月13日に始まった養成研修会は9月26日に閉じられました。これは青少年司牧の管区調整委員たちのために2016年度に実施された、第3回人権についての養成研修会でした。参加者たちの要請に応えるために、言語別の研修会を順次3回にわたって開催しました。3月にイタリア語、6月にスペイン語、9月は英語でした。

 どの研修会も国連の人権評議会の部会の開催に合わせて実施されました。研修において人権擁護のメカニズムを学ぶために都合のよい日付けをわざわざ選んで、直接に国連の部会に参加してこのメカニズムがどのように適用されているかを見ることができるように計らいました。

 基礎的ないくつかの質問がこの研修会に出されました:現代のわたしたちにとって、時にあまりにも重過ぎる挑戦のように思われる状況において、予防教育法をどのように適用すればよいでしょうか。本会はなぜ国際VIDESを国連に出席させることを選んだのですか。

回答は最近の総会の指針の中にあります。

わたしたちは選びます。

連帯する文化人類学…人格の尊厳のために加担する運動に協力するため

  • 世界的世論において人権を認めることを促す流れの探求のため(第20回総会)わたしたちは信じます。   ・ 福音と歴史を結ぶために、青少年と人生について決定するところに、単純率直に勇気をもって存在すべきであることを わたしたちは緊急問題と感じます。  

 

  • すべての人、特に若者と弱い立場の人の権利を守り、対話を尊重し、文化や宗教・道徳の異なる人々との間で共生できるようにすべきであることを(第21回総会)わたしたちは努力します。 
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  • つねに新しい前線において神の先に愛してくださる愛を証しすることをわたしたちは呼ばれています。
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  • この世が皆にとってもっと住みやすいところになるように協力することに
  • 被造界を守ることを若者たちに教育することに
  • 分かち合う普遍的な言葉の中に福音的な価値を引きいれることに(第23回総会)研修会に参加したシスターたち、ボランティアたちと協力者たちは、これらの指針にしたがって、本会とVIDESボランティア活動の声となる責任を自分のものとしました。 人権擁護のために省察し、行動する場にいることは、具体的にキリスト教的文化によるメンタリティーの発展に努力することを意味します。実際に身体的、精神的ないつくしみの行いをもって、それ(人権擁護)に大いに尽くすことができます(マタイ25章)。 
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  • 研修会の参加者たちのうちに、神が歴史を導いておられるという大きな確信がいっそう強くなりました。
  •  2016年の研修会にジュネーブに来たのは、イタリア(ピエモンテ、ロンバルジア・シチリア)、東ティモール、ポーランド、西アフリカ、スペイン(レオン)、メキシコ(北部)、コスタリカ、カンボジア、インド(マドラス)、ポルトガル、フィリピン、アイルランドからの19名でした。各自は実現した体験の豊かさと、本会とVIDESが支部レベルで実施したことの分かち合いをもたらしました。参加者たちの中に、つねに人権擁護が、扶助者聖母会から促進されている青少年司牧と同調していて、個人的と社会的な現実に影響を及ぼすこの教育活動を強化する確信があります。

 

  参考サイト  corso formativo Diritti Umani