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ドン・ボスコの家

ミラノ(イタリア) 5月1日に開幕された“ミラノ博覧会2015”に、サレジアン・ファミリーは“ドン・ボスコの家”をもって参加しました。この“ドン・ボスコの家”というのは、一人の人物や聖人の名をもつ唯一の建物であり、一つの国、ある組織や企業のものではなく、修道家族に基づくユニークな展示館です。

 この博覧会への参加は、聖ヨハネ・ボスコ生誕200周年を記念する以上に、博覧会のテーマについてサレジアン・ファミリーの責務を表明するのに役立つことでしょう。 サレジアン・ファミリーが文明社会への参加者としてこの博覧会に応じたのは、教育の文化的価値を認め、「命のためのエネルギーである地球を養う」という一般的テーマの発展に寄与することを意図しているからです。そして、「命のためのエネルギーである青少年を教育する」というサレジアンのカリスマに沿うものであるからです。

 サレジアンの存在は実際に環境の維持と地球の未来という2つを賭けています。つまり、教育を選択し、青少年を主役とすることです。 このイベントにおいて、「サレジオ的教育法の効果は、聖なる創立者の学校で生活し、成長した人たち、つまり、サレジオ会(SDB)とサレジアン・シスターズ(FMA)、男女の同窓生たち、企業家や教育者、教師と政治家、5大陸から来た男女の人間は、どれほどドン・ボスコの教育が若者たちの成育のためになったかを語り、それを示すことでしょう」。 生誕200周年に、ドン・ボスコは今もなお、両親たちと教育者たちに、文明社会や国際社会における若い世代に注目し、政治上の問題の中心に彼らを置きながら、言うべきことや提案したいことがたくさんおありでしょう。

 全世界のサレジオ的教育活動の基本的な目的は、青少年の人間として、また霊的な教育において、極貧とすべての新しいタイプの貧困を無くすことによって、全面的に、平等で、永続的な人間の発展を実現するための主要な手段をもたらすことなのです。

参考サイト Casa don Bosco

リンク先 http://www.expodonbosco2015.org/site/