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ウルバノ大学でのマードレの発言

 ローマ(イタリア)

お告げの祝日の折に、扶助者聖母会の総長と新宣教女のグループは教皇庁立ウルバノ大学の会合に参加しました。

 開会に際し、学長、アルベルト・トゥレヴィジオル師は参加者全員と学生の代表者たちに歓迎の挨拶をされ、ウルバニア大学の学生たちに提供される固有な養成と国際的な諸文化の体験の豊かさを分かち合われました。
 次にFMAの総長、マードレ・イヴォンヌ・ランゴアは、「教会の宣教活動における愛徳の実践」と題する報告をなさいました。
 マードレは臨席された教会と大学の権威者方に挨拶された後、大学に、特に宣教学の学部に、毎年本会の新しい宣教女たちをその準備のために招いてくださる大きな信頼に対して感謝されました。さらに本年は創立者聖ヨハネ・ボスコの生誕した1815年8月16日は、200周年を記念する年に当たるので、次のように発言されました。「ドン・ボスコはサレジオ修道会をラテンアメリカの宣教に派遣することができました。さらに、わずか創立5年後の私ども扶助者聖母会も共に派遣されました。この宣教の次元において、サレジオ会と扶助者聖母会、その他多くの修道会のめざましい発展の秘訣は、キリストの愛に動かされた宣教の奉仕によって使命を継続していくために、いのちをささげる覚悟をした弟子たちを生み出したことによります」。
 マードレ・イヴォンヌはおっしゃいました、「教会はイエスから弟子たちに、『行きなさい…』とゆだねられた宣教の使命を生きています。宣教に出向く教会は、傷つき、孤独で、迷える人びとの世話をします。イエスのみ名によってそれをします、そして主との関わりによってのみ人々に信用されます。すべての受洗者は教会に登録され、神のお望みにつねに目覚めている歩哨であるように呼ばれ、世を目覚めさせ、イエスとの出会いにこの世を開くことを心得ています。教会の宣教の効果をもたらす条件は派遣なさるお方との関わりにあります。しかし、親密な出会いではなく、旅人としての親しみです。イエスとの出会いであり、私たちを弟子・宣教者とし、傷つき、迷い、孤独な人に出会うために、イエスと共に歩ませます」。愛徳による宣教の実習のために新たに呼ばれた数人の名簿を読み上げました。
 「辺境というのは、単に地理的場所ではなく、聖霊が私たちに貧しい人々を通してお知らせになる神秘な英知を受け入れるために、現実を眺めることによる展望なのです。兄弟愛の預言、“連帯するキャラバン”と共に生きる神秘、開発の遅いところでは品位のある生活の恩恵から除外されていること、極貧、戦争、あらゆるタイプの暴力、放置、搾取による苦しみ、共同体が伝える思考や文化について配慮する知的な愛徳などです…」。

 終わりにマードレは愛徳の実践においてマリアのスタイルを想起させて言われました、「教会の宣教活動における愛徳の実践は、マリアの母性的な配慮をもって行うように願われています。マリアは注意深く、細やかな心遣いをなさり、察しがよく、実行力をおもちです。私たちはマリアに告知、証しと宣教の一貫性のあるしかたで結ばれています。イエスの御母は宣教の緊急必要性に向けて私たちを促されます。教会の中でマリアの御顔から皆のためにさまざまな文化と宗教と対話することを学びます。マリアと共に私たちは母性愛、同情と連帯心、子であること、感謝と無償の愛を発見します。マリアがおいでになるところに、他の宗教の信者や無信仰の人たちとの出会い、対話、祈りの道が開かれます。マリアはすべての人との対話の先生です。なぜならマリアは人類の母であられるからです。

マリアは私たちを愛と好感のまなざしで現実を読み取るように助けてくださいます。マリアとともに私たちは喜びと希望の宣教者になります」。

 終わりに、敬愛するポーランド大使、PIOTR NOWINA-KONOPKA氏は教皇聖ヨハネ・パウロ2世の帰天10周年に際し、150巻の文献の展示会の紹介を分かち合ってくださいました。

 

参考サイト 26/3/2015 – Intervento della Madre all`Urbaniana