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すべての教育共同体と共に

去る5月24日、日本管区は、管区内のすべての教育共同体とサレジアンファミリーの各グループがオンライン上でつながり、本会創立150周年を共に祝うひとときをもちました。
 
この企画は、昨年設置した本会創立150周年記念委員会のイニシアティブによって準備されました。
委員会は、マードレ イヴォンヌが私たち会員に勧めてくださったように「マリア・マザレロを多くの人々に知らせる」ことに重点を置き、サレジアン・シスターズの会員と私たちのもとにいる青少年、ミッションパートナーたちが、共創立者マリア・マザレロをより身近に感じ、その精神に倣うことができるよう、どの年齢層にとっても親しみやすい形での提案が行われました。
 
創立150周年のテーマソングの日本語版の作成につづき、毎月「サレジアン・シスターズ創立150周年通信」を発行し、マードレ マザレロの生涯と彼女の生き方から学ぶことができるポイントが紹介されました。
 
また、ロンバルディア管区が作成したYouTube(6本)を日本語に翻訳し、ホームページ上から誰もが視聴できるよう紹介しました。このためにロンバルディア管区に感謝いたします。
 
調布の管区本部修道院に設置した日本管区の歴史展示室「Fonte Alma Mater」を紹介する動画も作成されました。
 
委員会が作成したオリジナルキャラクター「Marron Grazie」はSNS用のスタンプとして子どもたちの間でも活用されるでしょう。
そして当日参加できた人、出来なかった人、すべてのサレジアンファミリーのメンバーに、委員会作成のオリジナルメモ帳が配られ、いつでもこの「マロンくん」がそば近くで見守ってくれることと思います。このような準備の歩みを行いながら、日本管区では5月24日の行事を迎えました。
 
コロナ感染症拡大防止のために、元気な声で歌ったり、互いに出会う喜びを声に出して表現したりすることはできませんでしたが、日本管区のすべての姉妹と幼稚園から短大生までの多くの事業体の子どもたちと、ミッションパートナー、サレジアンファミリーの代表者たちは心を一つにし、サレジアンとしてのつながりと喜びを体感する充実した時間を過ごしました。
 
マードレ キアラはわたしたちのためにビデオメッセージを送ってくださり、子どもたち、青少年とすべての参加者に母の心をもって語り、大きな励ましと勇気を与えてくださいました。
 
1929年12月に6人の宣教女がFMAとしてはじめて日本の地を踏んだ時から93年、日本管区は主と聖母の導きと祝福をいただきながら青少年の救いのための使命に生きてきました。これからもカナのマリアと共に、世界共同体と心を合わせて「いのちを生みだすpresenza」を生きてまいります。