シスター 佐藤 テレジア |
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帰天年月日 |
2021年9月1日 |
場所 |
東京都 |
修道生活 |
63年間の修道生活 |
略伝 |
東京北豊島で4人の兄弟と2人の姉妹の6人きょうだいの末っ子として堅固な信仰を生き抜くキリスト者の家庭に生まれました。 父親は高級紳士服の注文仕立をする自営業を営み、司祭服の仕立ても手掛け、母は専業主婦として一家を支えていました。 召命のきっかけとなったのは、終戦後、所属教会が四谷のイグナチオ教会から下井草教会に移り、そこではじめてサレジオ会の神父様方と出会い、ドン ボスコの精神に触れたことです。 マンテガッツァ神父様の導きにより、召命の道を歩み始めました。 1954年、23歳の時、東京の扶助者聖マリア修道院に入会しました。1956年ポストランテとなり、同年8月5日、東京扶助者聖マリア修道院で修練期を過ごし、1958年調布に建設された新しい聖心修練院で初誓願を立てました。 信仰の篤い人、宣教熱意に燃えている人、常に他者を優先し人に尽くす人、骨身惜しまず祈りながらよく働く人、ユーモアに富み、明るい人、心の清い人、善良な人、優しい人、いつも弱い立場の人や高齢者、困っている人たちにやさしい気くばりのできる人、真のサレジアーナでとことん「人の良い方」でした。 |