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亡き姉妹のおもかげ Sr.福井

Sr.福井直子 セシリア

帰天年月日

2019年4月20日

場所

東京都世田谷区

修道生活

66年間の修道生活

略伝

Sr.福井直子 セシリアは、1928年11月30日、東京都渋谷区宇田川町で誕生。

両親と姉2人に1人の兄と弟の5人兄弟姉妹の恵まれた環境で成長しました。

戦時中から聖母病院付属の老人ホームを訪問していたこともあり、

1948年2月に銀座のデパート7階にあった教会で洗礼を受け、

神父様の紹介で、当時300名を越える子どもたちの世話をしていた本会の「星美ホーム」でボランティアとして働きはじめました。

そして生涯を賭けて戦災のためにここにいるこの子どもたちのために尽くす決意が固まっていき、家族の賛成を得て入会しました。

1953年、初誓願立願後は、目黒、静岡、大阪などで教師として通算45年間教育活動に邁進しました。賢明で口数少なく、しかし優しさと思いやりもって、犠牲を惜しまず働き、ミッション・パートナーと生徒たちから慕われました。

最後の15年間は、副院長として、さらには静養の傍ら受付や裁縫などに励み、

いつも変わらず共同体へできる奉仕をしていました。

2017年6月からは清瀬市のベトレヘム病院で、病苦をささげながら祈りのうちに日々を過ごし、姉妹たちとのロザリオの祈りのうちに主に召されました。