富士山2合目中腹に見られる幼いイエス・キリストを抱いた聖母マリア像は、世界遺産富士山を訪れる人々を歓待し、世界平和を願う思いのしるしです。長年、自然の厳しさの中でたたずみ、見守っておられる聖母子の補修工事終了の知らせを先日いただき、早速訪問しました。ご案内に合わせ、現在の様子を紹介します。
2017年11月24日
みなさま 紅葉狩りのもみじも11月末ともなれば次第に少なくなり、山は淋しい風情となって参りました。 さて、本年8月14日付でお知らせいたしました、「富士の聖母像」の補強・補修工事がこの程終了致しました。降り続く雨で、工期は少し延長し、水の無い現場の工事には困難もございましたが、ご像の背後の壁も、床のはめ石の浮きも可能な限り補修し、何よりも塗装成った聖母像は純白で美しく見えました。今からの富士は雪の季節となりますが、来春からは、どうぞ富士の聖母に会いにいらしてくださいませ。尚、補修が終了致しましたことを、教会、団体、事業、知人の方々にお知らせ下さいますようお願い申し上げます。皆様の上に、聖母マリア様の豊かな祝福をお祈り申し上げております。 サレジアン・シスタ-ズ