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モンゴルに新しい家が落成

2016.8.5   ウランバートル(モンゴル)

 7月7日、モンゴルの首都ウランバートルの郊外に、「暁の星」韓国管区のFMA宣教女たちの家が落成しました。スオル・アドリアーナ・ブリッキ FMAがわたしたちにその事業と創立についての短い歴史を話してくださいました。

 2016年7月30日は、モンゴルにいる 宣教女たちが長年の間期待していた日です!

2007年に「暁の星」韓国管区は設立50周年を迎えました。そのとき、韓国とモンゴルの教皇大使、G.バッティスタ・モランドーニ司教様は、モンゴルに宣教を開始するように、FMAにお願いになりました。

“宣教”の準備、期待と願望とともに、この国の容易でないさまざまな側面を眺めながら、出会う難しさを心に秘めていました。

しかし、神のご計画は、ゆっくりしたリズムでしたが、根気強く前進し、正しい方向を目指しました。幼稚園が2013年に始まり、小学校は続いて2014年にできました。

けれども、シスターたちは学校の施設の中に住む権利がありません、国の法律が学校でカテキズムを教えることを許さず、学校環境の中で「宣教活動を展開する」ことを禁じています。

そのために、シスターたちの家が必要でした。

そこで、総評議員のスオル・アライーデ・デレッティと、総財務、スオル・ヴィルマ・タッローネ、総評議員、スオル・ルシー・ローズ・オズカイルが訪問され、わたしたちの宣教の夢を実現するために、5分歩けば学校に着くという適当な土地を手に入れることができました。そのためにあらゆる手を尽くして、修道会の本部の許可と国の役所の許可を得て、必要な資金を集めました。

この家の建築のために何年もかかりましたが、神のみがご存知の苦労の末に、神のお恵みと寛大な恩人方や福祉法人と、管区の支援によって、遂に夢は実現し、落成式を行うことができました。

7月7日の朝、ヴェンチェスラオ・パディッラ司教様と、管区長、スオル・シルヴィア・チョイ、サレジオ会の司祭方と宣教者の方々、および本会のスオル・アドリアーナ・ブリッキとモンゴルで働いている6人のコムニタのメンバー、インドの大使と、学校の先生方、友人、韓国から来られた恩人方を合わせると、約200名が喜びと、神への感謝のうちに落成式に参列されました。この祝された家は、(政府の勧めによって)、「道徳と知識のセンター」という意味のモンゴル語で、(Nomin Yos Center)と名づけられました。現在ここに働く6人のFMAの宣教女と、後に来るシスターたちは、生き方と言葉をもって、子供たちと若者たちの成長に応じて、“真の知識”を教えることでしょう。近隣の貧しい人々と分かち合いながら、最高の方法で彼らを神に近づけさせるために、母親たちを導くことでしょう。

 

参考サイト  5/8/2016 – Inaugurata la casa in MONGOLIA