昨年11月23~25日 VIDES JAPANの若者が,初めて海外のVIDESとの交流をしました。
一番近いVIDES KOREAに行ってきました。
大変感動し喜んで帰ってきた若者たちから、交流会の報告が届きましたのでご紹介します。
記事の最後には参加した若者達とシスターズの感想も紹介されていますので、是非ご覧下さい。
ユース(=VIDES JAPANの若者)のメンバー4人とシスター2人の計6人で、
11月23日から25日までVIDES KOREAを訪問してきました。
この期間、VIDES KOREAでは韓国全土からすべての支部(ソウル、水原、大邱、昌原、釜山、光州、済州)の「アプローチャー」がソウルに集まり、キャンプを行います。
この「アプローチャー」とは大学生や社会人などの若いメンバーが集まる、
「ユース」と同じようなグループです。
今回はそのキャンプに参加させていただくことができました。
韓国でのスケジュールは以下の通りです。
11月23日
18:30 夕食
20:00 オリエンテーション・レクリエーション
21:00 VIDES JAPAN・VIDES KOREA活動紹介
21:30 レク「私たちを覚えて」(自己紹介、アイスブレイク)
23:00 ボナノッテ・就寝
11月24日
7:00 起床・朝食
9:00 レク「一緒に選択して」(ワークショップ)
11:30 レク「ここで一緒に」(ソウル観光)
18:30 夕食
19:30 分かち合い
23:00 ボナノッテ・就寝
11月25日
7:00 起床・朝食
9:00 ミサ
10:30 空港に向けて出発
今回のキャンプを通してのテーマは
「応答せよVIDES~十二使徒を集め歩まれたイエス様~」であり、
自らがVIDESメンバーとなった理由や、VIDESとしての活動を続けていられる理由など、
たくさんのメンバーと語り合い、共感し合いました。
キャンプの中心はVIDES KOREAのメンバーが用意してくださった
プログラムによってすすめられました。ただテーマに沿って話し合うだけでなく、
体を動かして一体感を深めたり、一つのものを作ったりと飽きさせないプログラム作りとなっていました。
1日目のレク「私たちを覚えて」は6つのグループに分かれ、
VIDESに入ったきっかけとVIDESを続けられるモチベーションについて、
それぞれ絵を描き説明しました。
2日目のレク「一緒に選択して」では、
準備された価値リストの中から、自分が生きていく上で大切にしたい「価値」はどれかを考えました。また「ここで一緒に」では、6つのグループに分かれ、ソウル観光を行いました。
各グループに宮・市場・キリスト教に関係する場所の3か所が
チェックポイントとして用意されており、1コースを選んだグループは
徳寿宮・南大門市場・明洞聖堂の3か所を回りました。
夕食後の分かち合いでは3~4人のグループに分かれ、
それぞれ静かにVIDESとして行ってきたこと、
今やっていること、VIDESとしての将来、の3つの観点から話し合いました。
今回のVIDES KOREAへの訪問がVIDES JAPANとして初めて(世界大会を除く)の
他国のVIDESメンバーとの交流でした。
主に韓国語で進むプログラムだったため苦労したことも多くありますが、
VIDESの今までとこれからを考える、とても有意義な経験ができました。
★以下、2泊3日の交流を振り返っての各メンバーの感想です。
・高塚
韓国のVIDESの方とお会いしてまず驚いたことは、
学生の人数が多く、暖かく迎えてくれたことです。
翻訳アプリを使って一生懸命韓国のメンバーと交流し、韓国人の友達もできました。
韓国での食事では毎日キムチが出てきて
とても美味しかったことと、グループでのソウルツアーの際に
マッコリやビールを飲むことができたことが楽しく、印象に残っています。
日本から持って行ったお土産のファイル、おせんべい、飴も喜んでくれて嬉しかったです。
・丹野
まず、私達をあたたかく受け入れ、親切に対応して下さった
韓国のVIDESの方達に感謝しています。ありがとうございました。
VIDES KOREAの、男女問わず皆が仲の良いところは羨ましく、
若者中心でVIDESを引っ張っている姿にはとても刺激を受けました。
これから先、日本と韓国のVIDESがもっと深く関わっていけて、
お互いに刺激しあいながら良いグループになっていけたら良いです。
・藤村
3日間がこれほど短く感じられた経験は今までにありませんでした。
多様なバックグラウンドを持った才能ある仲間たちと
アクティビティを通して充実した時間を過ごすことができ、
確実に実りの多い、自らの糧となった経験となりました。
日本と韓国、互いに違いはたくさんありますが、
VIDESのメンバーであるという共通点1つだけで、
こんなにも素敵な時間を共有できることを嬉しく思います。
今後は韓国だけでなく国際的なボランティアグループとして、
様々な国とかかわっていきたいです。
・淺沼
まず、こんなにも暖かく私達を迎えてくださって、
素敵なプログラムを準備して下さったVIDES KOREA の皆さんに感謝しています。
私が特に感動したことは、VIDES KOREAのみなさんは
人数が多く、住んでいる場所も遠いのに、みんなが仲良く、家族のようだったことです。
本当に、充実した価値のある滞在となりました。
多くのことをVIDES KOREAの皆さんから吸収して、私たちの活動に繋げたいです。
・Sr.宮澤
はじめて韓国のVIDESの皆さんとお会いしましたが、
若いメンバーがVIDES会員としての誇りを持ち、
生き生きと喜びをもって活動されていることを目の当たりにし、とても心が動かされました。
韓国の各地から集まってきたメンバーが、普段はそれぞれの地域で活動していても、
同じ精神で働くメンバーが集まると話の内容も深く、共にVIDESとして生きる絆が感じられました。
今回参加した日本の私たちの若者たちにも 私は心動かされています。
彼女たちが心動かされ、燃えており、これからの日本のユースやジュニアを
盛り上げていきたいと意気込み、また真剣にどうしたらいいのかと考えている姿に感動しています。
これから一緒に盛り上げていきましょうね、ユースやジュニアの皆さん!!
韓国のみなさん、心こもった温かなおもてなしも ありがとうございました。
またこれからも交流を深めていきましょう!
カムサハムニダ!
・Sr.牧山
KoreaとJapanでは,VIDESの“生い立ち”に違いはあっても,
同じ精神を持ち,同じように人生のある時点での
人や活動との出会いからVIDESに入り,仲間や同伴者達,そして,ボランティア先の子ども達と
共に常に新たなチャレンジをし,「自分の人生の方向付け,意味づけ」の歩みをしています。
今回の訪問も双方にとってのチャレンジでした。
VIDESは,これからもどんどん“進化”していく予感がしてきました!
韓国の皆さんとの交流は,つい内向きになってしまいがちな日々の活動に,
意味深さと広がりを与えてくれました。
3日間,サレジアン・シスターズの青年司牧担当評議員のシスターも若者と共に過ごされ,
修道会がどれだけ青少年を大事にしているか,その存在をもって示してくださいました。
そして,若者のパワーと交流に感動の涙を流しておられました。
素晴らしい機会に恵まれたことに感謝!
今回私たちにこのような機会を与えてくださったことに感謝しています。
また、VIDES KOREAの皆さんが私たちのことを考え、手助けしてくださったおかげで、
本当に楽しく、有意義に過ごすことができました。
VIDES KOREAの皆さん、本当にありがとうございました。
今回の交流で得たこと、考えたことを忘れずに、
これからのVIDESの発展につなげていきたいと思います。