サレジアン・シスターズにとって、神様との愛の契約を生きるとはどういうことであるかが、示されている『会憲・会則』第二版の日本語版が出版され、
各支部では「会憲・会則」をいただく式が行われました。
会憲は創立者ドン・ボスコからの愛の贈り物、
共創立者マリア・マザレロと初期の姉妹たちから受け継がれてきた霊的遺産でもあります。
ドン・ボスコはおっしゃられました。
「もし皆さんが今まで私を愛してくださったならば、将来にも会憲の忠実な遵守をもって私を愛し続けてください」。
そして、マリア・マザレロは、
「ご覧なさい。… ドン・ボスコがくださったこの規則の中にわたしたちの宝があるのです。ここに聖人になるすべての方法が示されています。そしてもしこれを良く実行するなら確かに天国に行けるのです。
しばらくしたら、これは印刷されるでしょう。でもわたしたちにとって、印刷されていようとまだ手書きであろうと、たいしたことではありませんね? 心に印刷されているなら、良く知って分かり、特にこれを愛し、実行しさえするなら!これこそ重要です。わたしたちは会憲の精神全体に入るために出来る限りのことをするように努めなければなりません」。と、今の時代のシスターたちを励ましています。
祈りのうちに、一人ひとりのシスターは新たな『会憲・会則』を受け取りました。