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シスター 神垣千榮 マリア・アスンタ
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帰天年月日 |
2025年3月23日 |
場所 |
東京都 |
修道生活 |
62年間の修道生活 |
略伝 |
Sr.神垣千榮マリア・アスンタは、1926年6月16日、東京都中野区で6人兄弟姉妹の長女として誕生。高校卒業後、証券会社の和文タイピストとして丸の内にあるオフィスに10年間勤務しました。 1951年12月25日に家の近くにあった下井草教会でマリア・アスンタの霊名をいただき洗礼をうけました。「勤務先の良い雰囲気の中、楽しい日々を過ごしていましたが、一方では世の空しさも感じるようになりました。ある日、サレジオ会の育英高専を卒業した弟が残した『公教要理』を読み、それに魅せられて、サレジオ会の教会の門を叩き、勉強を始めました」と書いています。受洗後、次第にいろいろな人との関わりをもって使徒職に励み、教会での生活も充実していきました。その歩みの中で修道召命の道へとつながり、一生を神に捧げたいと思うようになりました。長女ということもあり、家族の同意を得るため、下井草教会の主任司祭を援けながら、1957年7月16日、31歳で入会しました。 こうして3年間の志願期、1960年8月から修練期、1962年8月6日調布で初誓願宣立しました。 立願後、東京守護の天使修道院の社会福祉事業「星美ホーム」の事務職員、1966年、静岡の聖心修道院で静岡星美ホームの事務と子ども達のアシステンテ、1968年、東京扶助者聖マリア修道院で管区長館のタイピスト、星美学園の購買部の職員と、40年以上の長きに亘って主に事務職を使命としながら、聖ヨハネ・ボスコ、聖マリア・マザレロの精神にしたがって、忠実、正確、寛大に奉仕をしました。 2006年から2021年まで再度、東京守護の天使修道院で修道院の受付の奉仕をしていましたが、高齢とともに体力が衰え、次第に休養の生活に入っていきました。2021年には、調布聖ヨセフ修道院に移動し、約2年間、姉妹たちと共に、デイサービスにも通いながら祈りと療養の日々を過ごしましたが、転倒によって大腿骨骨折をし、術後は歩行が困難になり、2023年5月に修道院の近くにある特別養護老人ホーム八雲苑に入所し、体力の衰えのため、多摩川病院に1か月ほど入院した後、北多摩病院に転院し、療養を続けていました。3月23日夕方、老衰のため、天に召されました。享年98歳、サレジアーナとしての誓願62年の生涯を全うしました。 毎朝、ミサに行く前に「主よ、私が主に召される時まで 神と兄弟たちに素直に奉仕する為、あなたの死と復活の生きた記念であるこのミサのいけにえから、愛徳を行う力を 日々見いだすことができますように。」と個人的に祈り、その実践に生きていました。 好んでいたみ言葉、「希望するすべもなかったときに、なおも望みをいだいていた…」(ローマ 4, 18)に支えられ、使命の場で創立者の精神に従い、いつも明るく、周りの姉妹、特に子どもたちに細やかで温かい手をさしのべながら、サレジアーナとし青少年の救いのために事務職を果たしつつ、自分の全生涯を捧げ尽くしました。 |