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回勅『ラウダート・シ』 共通の家のための配慮

ペルー 2016年1月27日、ペルーの「扶助者聖マリア」学園の教育共同体は、大きな喜びのうちに、ペルーのフアンカイヨ大司教区の大司教で、司教協議会の副会長のモンシニョーレ・ペドロ・バッレート・ジメノをお迎えしました。
大司教様は、回勅『ラウダート・シ』と教会の社会教説を深く学んでいる中学校の生徒たちにお会いになりました。
 この集いにおいて、ペドロ大司教は、フランシスコ教皇の回勅のメッセージの主要な点を取り上げて、自然界を保護するだけでなく、「人々を保護するために、すべての人、特に、子供たち、高齢者、最も弱い人たちを保護するために、心を配るように」お勧めになっていることを思い出させてくださいました。 生徒たちの質問に対し、共通の家を保護する中心人物となるように、また変わることはできるとの確固とした信念をもって、人類家族の全体的な成長を支援するようもとめられました。 さらに、アンデス地域に言及しながら、これから続く世代のために残したい世界について、大司教様はエコロジーの豊かさを保護するための活動計画を研究すること、希望をもって未来を眺めることを若者が自覚するようお勧めになりました。今は、善をするチャンスですから。 この学術的計画の体験は、方策と、社会の形成、探求、批判的思考、チームでの活動、何よりも知性と心の変革を推進させる教育コミュニケーションの方法論を明らかにしました。
この集いは、ドン・ボスコの娘であるサレジアン・シスターによって、生徒が共通の使命に生きるように励ます市長のお言葉で締めくくられました。

ペドロ大司教は共同体に、「創造主がこの地上の世界を人類の受け継ぐ賜物として、必要な変化の主役となる挑戦の偉大さと緊急性とすばらしさを再認識するのを助けてくださるように祈る務め」を与えてお帰りになりました。 2016.1.27

参考サイト  Laudato Sì, la cura per la casa comune