2016.6.22-(カンボジア)米国大使はFMAの学校を訪問
6月17日の午後、ドン・ボスコ・スクールのシスターたち、教員と職員と生徒たちは、カンボジア駐在の米国大使、ウイリアム・ヘイズ閣下を熱烈に歓迎しました。大使は家族と、スタッフを同伴して到着されました。わたしたちの「扶助者聖マリア」カンボジア・ミャンマー管区の管区長、スオル・ジェッシカ・サルヴァーニャは歓迎のごあいさつの中で、「学校の共同体一同は大使がドン・ボスコ・スクールに対し、またその現状に大きな関心をもってご訪問くださったことに、驚きと大きな喜びをもって感謝申しあげます」と述べました。
大使は学校に無関係な方ではありません。すでに1992年に米国の財政事務局の用務のために、ドン・ボスコ・スクールの運動場にいらしたことがありました。それは、カンボジアの首都、プノンペンにシスターたちの経営する最初の職業学校を米国の財団が支援するためにおいでになったのでした。
今回の2度目の訪問において、大使は歳月の流れのうちに学校が発展した状態をご覧になって驚くとともにお喜びになりました。牧場と畑であったところが、今は学校になって、1,142名の児童や生徒たちが通っているのです。幼稚園、小学校、中学校と、職業学校の4校種に発展しています。それで大使はシスターたちがこの年月の間によく働いたことに感動し、特に1997年に起こった災害の間に、多くの人と組織がこの地域から逃げたにもかかわらず、クメールの若い女性たちに職業教育を施して支援するために、シスターたちがカンボジアに在留することを選んだ勇気を評価尊重なさいました。
その後、生徒たちの歌とダンスの歓迎の催しを受けられた大使とその同伴者たちは、ドン・ボスコ・スクールのキャンパスを一巡され、カンボジアの子供たちと若者たちに施される教育に感心しお喜びになりました。
参考サイト Visita alla Scuola FMA