ページのトップへ

ドン・ボスコのように 若者と共に、若者のために!

ローマ(イタリア)

 12月27日午後、ローマのFMA(サレジアン・シスターズ)の本部で、サレジオ会総長ドン・アンヘル・フェルナンデス・アルティメによる2015年のストレンナの紹介がありました。
宣教使命の中心となるドン・ボスコ生誕200周年のストレンナは、「ドン・ボスコのように、若者と共に、若者のために」です。
 この集会は、初めてストレンナを紹介するために来られたドン・アンへレスと、そこに参加した全員に向けたマードレ・イヴォンヌ・ランゴアからの歓迎と感謝の挨拶をもって始められました。
 開始の祈りの時、27歳のドン・ボスコが作詞作曲した「Ah!Si canti,」が演奏され、全員、耳を傾けました。1842年、27歳だったン・ボスコは、まだ教区の神学校で勉強中でした。彼は、日曜日毎に子供たちを集め、彼らを喜ばせるために、あらゆる手段を講じていました。かれは、オルガンやピアノも弾き、音程の高い歌も歌える声の持ち主でした。メモリエ・ビオグラフィケ(忘備録)によると、クリスマスが近づき、子ども達のため、良い準備をしたいと思い立ったかれは、アッシジの聖フランシスコ聖堂の聖歌隊席の窓枠に歌詞を書き、それに曲を付けました。それは、1988年、カルガーテ・コーラス(ミラノ)によるバイナル盤(ビニール製レコード)で、FMA本部のアーカイブに保管されています。

 その後、総長は、ストレンナのポイントを提示し、全サレジアン・ファミリーにとって通じることばであり、良き牧者、ドン・ボスコの心を受け継ぎ、若者、特に恵まれない若者を優先的に見ること、ドン・ボスコの生誕100周年の記念と、100年後の200周年の現実についてのことばでした。最後に、サレジオ会カリスマの土台となる二人の女性、マンマ・マルゲリータと聖母マリアについ言及されました。
 その他については、例年のように2015年のストレンナの紹介ビデオを通して、総長メッセージは映像で紹介されました。ストレンナのメッセージの紹介資料は、ビデオ、読み深めるための印刷物、主要点をまとめたプレジの三つのドキュメントがありました。

 それからしばらくの間、ドン・アンへレス・フェルナンデス・アルティメとの会話や質疑応答等があり、次いでマードレ・ランゴアの挨拶をもって、サレジオ会的な出会いのひと時を締めくくりました。

参考サイト Come don Bosco, con i giovani, per i giovani!

     または www.sdb.org の apposita sezione